「毎日疲れる・・・」
そんなこと、ありませんか?
一生懸命話しても伝わらないと辛いですよね。
「わーコード食べちゃダメ!」
「ビニール食べちゃダメ!」
「勝手にそっち行っちゃダメー!」
私も言いたくなる時、あります。
でも、ダメって言ってもやめない子にも、その子なりの理由があるんです。
赤ちゃんにダメがきかない時はどうしたらいいの?
理由に合わせた効果的な伝え方、お知らせします。
Contents
赤ちゃんにダメって言ってもきかない3つの理由
タイプ1 赤ちゃんはダメって言われたからやりたい
よく言われる「走っちゃだめー!」
これ、聞いてる方は「走る」「ダメ」が耳に入るんですね。で、「走る」が印象に残って走ってみたくなる。
嘘みたいな本当の話。一例ですが…
最後まで見てはいけません。
絶対に最後まで見ないでくださいね!!
さて、どんな気持ちになりましたか?
やめた人は心の素直な素敵な人です。
ちょっと見てみたくなった人。
自分に正直な素敵な人です。
子どもも同じ気持ちかもしれないと思ってみてくださいね。
タイプ2 赤ちゃんもダメなのは分かるけど
例えば道を普通に歩いていて。
「ダメだって言ってるでしょうにー!」
「なんで分からないかなー」
言われたらどんな気持ちですか?
上に信号があれば、青になったら歩いていい。
横にペンキ塗りたての看板があれば、待つかその道をよければいい。
工事中の看板があれば、やっぱりよけて歩けばいい。
雨上がりのコンビニで掃除したてなら、滑らないよう注意して歩く。
私達は色んな事を総合的に判断して「こうすればいい」の正解を無意識に見つけます。
でも、子どもによっては難しかったりします。
また、例えば答え合わせで、
言われたらどんな気持ちですか?
どちらの例も
ってなりません?でも子どもに対して結構やってるんですよね。
思い出して下さい、冒頭のセリフ。
「わーコード食べちゃダメ!」
「ビニール食べちゃダメ!」
「勝手にそっち行っちゃダメー!」
はい、これ皆当てはまるわけです。
タイプ3ダメって言って欲しい赤ちゃん
たまにいるんですが、「ダメっていってかまってくれた!嬉しい!」ってタイプ。
これはダメって言う言葉への理解とかじゃなく甘えん坊さんなので、積極的に関わりましょう。
言葉や行動の正解じゃなく甘え方の正解を知らせるんだと思ってください。
でも子どものやりたいこと全て合わせるんじゃなく、お手伝いを頼むとか、一緒に出来ること・楽しめる事を探すとかです。
親子で無理なく出来ることからチャレンジです!
赤ちゃんにダメと言う前に。
正解を伝えましょう!
「走っちゃダメ」なら「歩こう」、赤ちゃんが「(危険な物を)食べちゃダメ」なら「(歯固めなど)これモグモグしよう」
どうしたら良いか、を常に考えましょう。
ダメって言う位のエネルギーを発するようになったのは実はとても良いことです。
そのエネルギーを上手く使う方法を考えてみましょう。
赤ちゃんにダメって言うしかない時は
道路への飛び出しとかダメな物はダメな時もあります。
そんな時は、効果的に伝えましょう。
「メ」「ダメ」「いけません」
など、短くシンプルに、目を合わせて真剣にです!
赤ちゃんにダメって言う時の注意点
理由もわからずダメって言われ続けるのは、自分がダメって誤解してしまうこともあります。
だから、面倒だけどダメって言う時は「〇〇だからダメ」「こうして欲しい」って言いましょう。
もぐらんの例をお伝えします。
4歳の活発な子が、危険なことをしようとしました。
すぐに止めて目と目を合わせて話しました。
「ダメ…」
「そうだね。どうしてダメなの?」
「赤ちゃんが真似するから」
「そうだね、それもあるね。でも私は大好きな貴方に怪我して欲しくないからダメって言うんだよ」
「分かった…」
0歳児クラスにいる時に、私は外で危険な場所に登ろうとしてる子を見つけました。危ないので注意すると、近くにいた1歳になった子が固まっていました。
自分が怒られたと思い、でもなぜ怒られているのかは分からず固まってたんです。
1歳の子に思い切り謝りました。
赤ちゃんにダメって言う時のポイント
何故ならもう自分で悪いって分かってるからです。
ダメなことをダメって言えたら、それも褒めてあげるチャンス!
ある程度物事が分かるようになってきたら、本人と話し合ってみるのも一つの手ですよ。
赤ちゃんにダメがきかない時はまとめ
ダメって言ってもやめない子は本当に大変です。
だって素晴らしいエネルギーを持った子なんですもの。
期待の子です。大物です。
だから親は大変なんです。
対応するのには親もエネルギーが必要になります。
たまには息抜きして美味しいもの食べて、愚痴も言って。
将来「あなたの小さい頃は本当に大変だったのよー」って笑いあえる未来が来るように。
一緒に乗り越えましょう٩( ‘ω’ )و