公園遊具の危険を減らせ!保育士が語る予想と対策

公園デビューしたい!でもよくわからなくて怖い!って人のために、

現役保育士として親として公園で気をつけているポイント年齢別にまとめてみました。

全年齢共通して気を付ける公園遊具での危険

事前チェック

遊ぼうと思ったら公園に危険なものがあった、ということが実は何度もあります。

遊びだしてから避難するのは大変なので、保育士は必ず遊ぶ前に公園チェックをしています。

  • 不審な人
  • 怪しい物
  • 遊具壊れたり濡れたり
  • 玩具の壊れ

雨上がりは滑り台びちょびちょで服もびっちょり!なんてことも。

事前のチェックで防げることも結構あります。

また、なんか怪しい?酔ってる方かな??なんて人がいる時も避けたりします。

子どもを守れない可能性があるからです。

  • 濡れていたら→雑巾などを用意し拭いてから遊ぶ
  • 遊具が壊れていたら→公園管理課など自治体に連絡
  • 怪しい人がいたら→避ける、もしくは露出狂などなら警察へ連絡

散歩などでは保育士は必ず複数いることが多いです。

避難したり誰かが怪我して動けない時、一人が残って一人が移動などもできるようにです。

集団で子どもと接しているからこその心がけです。

事前準備

事前チェックで言ったように雑巾など事前準備があるとなお良いです。

  • 携帯
  • おむつ替え・着替え
  • 遊び道具(年齢別)

近ければおむつや着替えは家に帰ってからでも。

必ず持っていて欲しいのが、携帯です。

例えば自分に、子どもに、何かあった時に家族に助けを求めたり救急車が呼べます。

最低でも携帯は持って行きましょう!

0歳(ねんね~ハイハイ)

公園の砂をどう考えるか、にもよりますがねんね位なら芝生の公園オススメです。

木陰の芝生にレジャーシートしいてのんびり花見やピクニック・紅葉狩りよくしてました。

ハイハイになってくると積極的にレジャーシートから出ていこうとするので

ハイハイしても良い芝生にするか、室内でハイハイして遊べる場所を選びます。

芝生だから100%安全ってわけでもありません。

タバコの吸い殻が落ちていたりするので遊ぶ前にチェックです。

汚れ対策でプレイウェア(お砂場着)もオススメどこまでハイハイしてもほほえましく見てられます。

あると便利→レジャーシート、プレイウェア

1歳(よちよち~トタトタ)

芝生&斜面が最高の遊び場です。なるべくなら何の遊具もない芝生の公園!

変に滑り台があると1歳後半になってくると一人でも登れるようになる危険も。

芝生の斜面でダンボール持って芝すべりやシャボン玉、ボールなどなどで十分遊べます。

コンクリートや砂利でも転んで唇の小帯を切る子が結構います。

切れた後の対応ってどうにもできないんですが、念のため歯医者などで見てもらうと安心です。

後良いのがお砂場。

お砂場セット持ってバケツに砂つめて大人が作って子どもが崩す!

  • 壊すことで気持ちの発散
  • 砂場の感触で指先の刺激

とお砂遊びはよいことたくさんです。

帰らない、と言う子に良いのがシャボン玉。

初めから少量液を用意し、帰る前にひと遊び→なくなったら終わりで帰る、だと混乱が少ないです。

あると便利→シャボン玉、ボール、お砂場セット

2歳(イヤイヤ期)

一番大変イヤイヤ期!体は動く!しかし遊具は年齢制限高い!

でも赤ちゃん向けは飽きた!

そんなことが結構あります(涙)

低年齢児向けの滑り台やブランコなどがある所がオススメ。

後全然違うですがベビーカーで電車見るとかも。

わんぱく盛りなので公園から出ていこうとする子も居ます。

1歳の時に砂遊びができていると発展して物語性のある砂遊びができたりします。

お店屋さんやアイス屋さんなどのごっこ遊びです。

また、遊びこんでいるようなら良いのですが公園から出ていくことが増えている時は別の公園に行くのも手です。

違う公園に行くことそのものが変化になり楽しめます。

あると便利→シャボン玉、ボール、お砂場セット

3歳

お友達が気になりだすお年頃です。

注意したいのが友達トラブル。

少しずつルールも分かってくるので、

「かして」「いいよ」「あとで」

などなど、貸し借りフレーズも教えていきましょう。

取り続ける、取られ続ける、にならないよう

  • (頻繁に取ろうとする時)「さっき使ったから今度は〇〇ちゃんだね」
  • (何度も取られる)「今使ってるから待っててねって言ってみようか」

あまりに一方的な関係になる子がいる時は、公園や時間帯を変えるのも手です。

あると便利→三輪車などの体を動かせる乗り物

4歳

お友達のことも体を使うことも色々悩みだす4歳。

考えて動くことができるようになってくる子もいて、考え過ぎて上手くできなくなることも。

慎重になり過ぎて公園でうまく遊べない、なんてことも出てくるので

少しハードル低めで簡単かな?位の場所で遊んで自信がついたら次にステップアップしていきましょう。

まだまだ身体も柔軟ですが動きが複雑になってくるので怪我予防のためにも遊ぶ前にストレッチなど軽く身体をほぐしてから遊ぶのも良いです。

あると便利→ケンケンパなど簡単なルールができる道具(木の棒で地面に書いても)タコ上げのタコ

5歳

5歳でどんどんできるようになるのが、なわとび!

寒い冬にも体が動かせて、場所も取らないオススメ品です。

また、6歳になると小学生低学年向けの遊具にも挑戦できるようになってきます。

対象年齢をチェックした上で、色んな遊びをしてみましょう。

ルールのある遊びも楽しめるようになるので、友達と色鬼やへび鬼なども楽しめるようになります。

5歳なら安全に遊べるかと言うとそうではなく、友達と盛り上がり過ぎてケガすることも。

遊ぶ前に初めにルールを決めておくと安心です。

  • かけっこは広い所で(鉄棒やブランコにぶつかる危険回避)
  • 友達がいる時はブランコを待つ(ぶつかる危険回避)
  • ボールも広い所で、なるべく真ん中でける(道路とびだしの危険回避)
  • いつ帰るか

あると便利→なわとびやバトミントン、ボールなどより難しいスポーツ遊具

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